バロンノート

Twitter(@8kisoBaron) 主にグラブル。きまぐれ更新。

スカイコンパスを別枠20%アップで楽しむ方法

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少し前にプレガンド・コーラスというシナリオイベントがありました。

シナリオの内容が良かったのはもちろんのこと、グラブルの音楽を生み出した作曲者の植松さん、成田さんのお二人がキャラとしてゲスト出演されたことも話題になりました。

ご存知の方も多いとは思いますが、植松さんは国民的RPGであるファイナルファンタジー(FF)」シリーズの音楽を手掛けた方です。

グラブルの初期の頃の音楽を数多く担当しており、途中から成田さんが参加し、作曲を分担することが多くなってきたみたいです。

そんな素晴らしいグラブルの音楽を、実はスカイコンパスから聴けるのを皆さんご存知でしょうか?

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ここから聴けます。

えっ、こんなにたくさん聴けるのかよ…っていうくらい聴けますw

(※ただし曲を聴くたびに通信量を食ってしまうので、wifi環境で聴くことをオススメします)

もちろん普通に聴いても素晴らしい曲が多いですが、グラブルの音楽にはとても良い「仕掛け」がしてあります。

もともと音感が優れている方はすでに気が付いていることだと思いますが、「そこまでグラブルの音楽をちゃんと聴いたことがなかった」という方もいるかもしれないので、今日はその「仕掛け」について簡単に解説してみようと思います。

 

 

良く映画音楽などで使われる手法なんですが、「ライトモチーフ」という考え方があります。

 

ライトモティーフ(ライトモチーフ、: Leitmotiv )とは、オペラ交響詩などの楽曲中において特定の人物や状況などと結びつけられ、繰り返し使われる短い主題や動機を指す。単純な繰り返しではなく、和声変化や対旋律として加えられるなど変奏・展開されることによって、登場人物の行為や感情、状況の変化などを端的に、あるいは象徴的に示唆するとともに、楽曲に音楽的な統一をもたらしている。(Wikipediaより引用)

 

ザックリ言うと「さっき出てきたメロディが別の曲でまた出てくる」ってことですね。

グラブルの音楽だと厳密にはライトモチーフと言えるほどの扱い方はしてないんですが、実は良く聴いてみると別の曲なのに同じメロディが使われているということが起きてるんです。

例えばこの2つの曲。

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冒頭のメロディが一緒ですね。前者はフルートで、後者はヴァイオリン(フィドル)で弾いてます。

ゲームをやりながら聴いてると意外と気が付かないんですが、こういう風に同じメロディを違う雰囲気にアレンジすることで音楽全体に統一感が生まれます。

これは植松さんが昔からとても得意としている手法で、FFの音楽でも同じ手法がたくさん使われています。(特にFF7~10あたり…)

ちなみにグラブルの音楽で自分がかなり好きなのはこの2曲です。

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アウギュステの曲(2:06〜)とリヴァマグの曲(1:03〜)、実は同じメロディが登場します。

それぞれ単品で聴いても良い曲ですが、同じメロディなのに真逆のような雰囲気のアレンジなのがとても素敵です。

 

グラブルだけでなく、他のゲームや映画、アニメの音楽を聴く時にも是非気にしてみてください。

聞き飽きたと思っている曲も、新鮮に聴けるかも…?